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郭嘉ヴァサーゴ

演者:ガンダムヴァサーゴ チェストブレイク
完成日:2017年12月

『BB戦士三国伝 戦神決闘編』より、郭嘉ヴァサーゴを製作しました。
LGBB仕様の関節に切り替え可動範囲を向上と、元キットの造形の良さを生かして各部のシャープ化やデティールアップをメインに仕上げています。


軽装タイプ:腕と腰関節をLGBBに置き換えました。
元キットの仕様上、後ろ姿はこんな形になってしまうのですが、せっかく額のピンがあるのだから軽装状態用にカバー的な物も作製すれば良かったのではと今になって気付きました……。


軍師形態:金色装飾に筆ムラがかなり出てしまっているので、広範囲の塗装は多少手間をかけてでもマスキング塗装をした方が良いと実感した作品でもあります。



極光扇:スジ堀りとシャープ化をしました。
こちらも丸モールドはルミドーム等に置き換えれば良かったのではと……。





武将形態:基本ストレート組みですが、エッジのシャープ化が非常に映えました。



極星・氷嵐剣:銀色は少し青みがかったグラデーションで冷たい質感を表現しました。







魔装形態:蜘蛛の眼はルミドーム、独自カラーで紫に塗装しました。
ヴァサーゴチェストブレイクの禍々しさがよく再現できたと思います。





装備一式:毒蜘蛛形態にすべて集約されます。

賈クアシュタロンと合体してサテライトランチャー形態を再現出来ます。

LGBB化していますがプロポーションはほぼ変わっていません。

可動域が増えた事により奇抜なポーズも出来る様になりました。

郭嘉ヴァサーゴでした。
やはり終盤のキットなだけあって基本的な造形は申し分無い出来を誇るキットですので、スタイルは弄らず可動域の向上などを中心に工作しました。
賈クアシュタロンとの連動は是非とも再現してみたかったので、LGBB化により合体時の姿も映える様になりました。

元キットがここまで完成度が高いと特に大掛かりな改修は無くとも見栄えする作品になりますので、三国伝の3年間(BBWがもう一年続いたけど)の技術の集積にあらためて感嘆とさせられる製作となりました。


カラーレシピ

顔:マーズダークブルー(G)
ボディ黒:ミッドナイトブルー(G)

銀:EXブラック(G)→EXシルバー(G)→アイスシルバー(C)+純色シアン極少量(C)
金:EXブラック(G)→EXシルバー(G)→クリアーイエロー(G)+クリアーオレンジ(G)
鎧赤:EXブラック(G)→GXメタルレッド(C)→GXディープクリアレッド(C)
足青:EXブラック(G)→EXシルバー(G)→ウルトラマリンブルー(G)+クリアーパープル(G)
宝石緑:蛍光グリーン(G)
宝石紫:クリアーパープル(G)

トップコート:EXクリアー(G)

※(G):ガイアカラー (C)GSIクレオス (T)タミヤカラー