まさしげ工房>SDガンダム三国伝>姜維ガンダムF91



姜維ガンダム91

演者:ガンダムF91
完成日:2009年11月
リメイク:2021年9月

『BB戦士三国伝 戦神決闘編』より、姜維ガンダムF91を製作しました。
キット発売当時(2009年)に完成させた作品を、一部の塗り直し+新規パーツの追加で2021年仕様にアップデートしています。


リメイク比較
塗り直し箇所は足,腕,兜飾り,胸アーマー,鋭閃槍,焔琉刀(ヴェスバー) ,焔翼になります。
リメイク前も元キットの赤色メインのカラーリングではなくオーソドックスなトリコロールカラーで塗装しようとしたのですが、KOEIの三國志シリーズの姜維の緑の服装も取り入れようと肩などに緑を追加した結果、各カラーがとっ散らかった色合いになってしまっていました。

軽装タイプ:腕はLGBB関節、脚は腿の付け根を5mm延長してLGBB規格に合わせています。。

軍師形態(ザクモード):兜のカラーリング(後述)に合わせて白色で塗装。
モノアイはルミドームを使用しました。

焔麒麟の台座:劉備の龍輝宝などと同じく金色主体の神器としています。

武将形態:孔明亡き後の蜀の主将として、正統派のトリコロールカラーで塗装しました。
カラーリングはF91と言うよりも烈光頑駄無をモデルしています。
額の宝玉はレジンによるクリアパーツ化しました。

鋭閃槍:柄は趙雲の物に変更して長槍化。
焔翼も蛍光レッドでグラデーションをかけて発光表現しました。

槍の穴はルミドームで塞いでディティールアップしました。

焔琉刀:金か青かで悩みましたが、豪勢さを出すために金色にカラー変更しました。
こちらも焔はグラデーション塗装を描けています。

焔の盾はF91のビームシールドから、蛍光グリーンで塗装しました。


諸葛亮と姜維、逆シャア~F91に繋がると言うのが実にエモい展開でした。

LGBB仕様で、翔烈帝劉備らにも劣らないボリュームで揃えることが出来ました。

装備一式:焔は2セット分使用していますが、もともと戦神決闘編は600円でも装備品が充実したキット揃いですので、製作のコスパは非常に優れています。

素体比較:腿の付け根を5mm延長したことにより、LGBBと同規格に合わせました。
もともと姜維は三国伝でも最高クラスにプロポーションが優れたキットですので、小改造でも2020年代のキットに見劣りしない事に改めて驚かされますね。

劇中の赤主体ではなくF91を参照したカラーリングに変更した作例は、当時のホビージャパン初め各所で見かけます。
本作も当時それに挑戦したのですが、リメイク前のカラーリングの通りとてもセンスの良いとは言えない仕上がりになっていました。
2020年頃に新世大将軍,烈光頑駄無が相次いでLGBB化されたのを見てこの色調ならF91らしく見栄えするかと思い立って今回塗り直しに至り、やはり明確なカラーモデルがあると配色も考えやすく、やっと正統派でバランスの良い配色で完成させることが出来たと思います。

前述の通り姜維は三国伝でも最高峰の出来の良さを誇る良キットなのですが、劇中の五丈原決戦ではあまり出番がなく消化不良気味。
またこのキットも再販頻度が少なく(5,6年に一度くらい)良キットのわりにファン以外からは知名度が低いので、WEB上の作例も発売当時以外のものは他の三国伝武将に比べて少ないと若干不遇気味な扱いとなっているのが残念でもあります。
次回の再販はまだ先になりそうですが、その暁にはより多くの方に手に取って頂きたいと願っています。


カラーレシピ

白:ホワイト(C)
赤:キャラクターレッド(G)
ボディ青:インディーブルー(C)
帯緑:スターブライトシルバー(G)+蛍光グリーン(G)
金(筆塗り):スターブライトゴールド(G)
金:EXブラック(G)→EXシルバー(G)→クリアイエロー(G)→クリアオレンジ(G)
鎧赤:EXブラック(G)→EXシルバー(G)→プレミアムレッド(G)
鎧青:EXブラック(G)→EXシルバー(G)→ウルトラマリンブルー(G)
バックパック:ガンメタル(C)
宝石緑:蛍光グリーン(G)
焔赤:蛍光レッド(G)+コールドホワイト(G)
トップコート:EXクリアー(G)

※(G):ガイアカラー (C)GSIクレオス (T)タミヤカラー