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鉄機武者爆進丸

モチーフ:強化型ZZガンダム
完成日:2023年8月

『超SD戦国伝 武神輝羅鋼』より鉄機武者爆進丸を製作しました。
元キットは鉄機武者鋼丸のリデコキットでしたのでZⅡ要素が強く残っていましたが、本製作にあたってはよりZZガンダムらしさを強調してリファインを試みました。


軽装タイプ:設定通りの簡易装備。

鍬形なども元キット通りに装着できます。

素体状態:さらに装甲を外せば手足の骨組みのみも出来ます。

回転機関砲(ガトリングキャノン):拳と差し替えで装着。
wave製のデティールアップパーツを使用しました。

目牙戦車(メガタンク):各武装を集合させて戦車モードに。
天地頑駄無の光亜兵衛が制御のお手伝いを担当してくれます。

ZZガンダムのバックパックを使用しますので、接続方式は元キットとは異なります。

武者形態:元キットよりもZZガンダム要素を強調しました。
宝玉のルミドームを多様して鉄機武者らしさが再現できたと思います。

バックパックはZZガンダムを使用、金剛形態のレッグパーツを砲塔として装着しました。

大目牙閃光銃(オメガビームキャノン):HGのZⅡのライフルを使用。
超大型武器になりますが、爆進丸本体の大型化により保持も問題なく可能になりました。

名刀・鋼刃:コトブキヤ(M.S.Gウェポン)の日本刀を使用。
クリアブルーにダイヤモンドラメを吹きつけましたので綺麗に光ります。

金剛鉄器武者爆進丸:オリジナル形態、すべての感情を手に入れた爆進丸の完成形態として構成しました。
強化型ZZガンダムがモチーフです。

シールドと砲塔が追加になり攻防共に大幅な強化を施されました。

高破大目牙苛砲(ハイパーオメガカノン):駄舞留精太の目牙爆通火(メガバスーカ)をベースに爆進丸用に製造された巨砲。
フルアーマーZZガンダムの武装を片手持ちで構えられます。

センサースコープはプラ板でクリアパーツ化しました。

ダブルビームライフル:HGの物を無改造で装備出来ます。
センサー類はこちらもクリアパーツ化しました。

コアトップ:上半身を変形させて、元キットとZZガンダムの変形機構を可能な限り融合させました。

拳はバーニアパーツに差し替えます。

コアベース:下半身とバックパックを変形。
コアファイターではなく前述の光亜兵衛が制御を担当します。

こちらも背面のバーニアを追加しました。

武者大目牙戦車(オメガタンク):Gフォートレスとして変形させました。
元の戦車としてだけでなく戦闘機としての飛行も可能になりました。

上部には武器を装着できます、大目牙閃光銃で狙撃モードに。

高破大目牙苛砲では重爆撃形態となります。

装備一式:ZZガンダムから可能な限り持ってきましたので過去最大級のボリュームになりました。

轟炎王と爆進丸:烈帝城の戦いで新たに友となった二人。
鋼動甲冑(パワーローダー)形態よりも高身長なあたり、本作の大きさが際立っています。

素体比較:元キットやLGBBの約1.5倍、鎧フル装備だと2倍の大きさになりました。

クロスシルエットフレームと同サイズです(首から下までは)。

元キット比較:当時は気になりませんでしたが、元の爆進丸の頭部はクロスシルエットやMGSDの頭身で丁度収まるくらいに大型でした。

輝羅鋼編リファイン9体目。
物語の本筋には絡めなかった爆進丸ですので、その分模型は豪勢に仕上げたいと気合が入りました。

2023年8月末に完成した二人。
爆進丸はオラザク選手権(ホビージャパン)、迅風頑駄無はGBWCでそれぞれ一次審査通過できました。

素体の表面処理、頭部が特にスジボリ,エッジ処理で時間がかかりました。

腕のモールドも彫り直しています。

脚部構成:足はHGのZZ,脛は剛熱機械師駄舞留精太を使用。
腰はCSのウイングガンダムで、CSフレームに通します。
刀の鞘はZZガンダムのサイドアーマーに接続します。

腕部構成:腕はHGのウイングゼロ,肩はZZガンダム。
爆進丸の腕の片側をくり貫いてシールドと共に3mm穴で接続します。

頭部構成:頭部はCSウイングガンダムに爆進丸の面パーツをエポパテで接着し、ヘッドパーツを被せます。
刺パーツはビルダーズパーツのスパイクに交換しました。
胸部はZZガンダムです。

バックパック構成:ZZのバックパックにボールデンアームズで接続。
爆進丸のレッグパーツはアームに干渉するので片側のピンを削り落としてプラ板で塞ぎ、足の裏側にボールジョイントの接続部を仕込んでバーニアとビームライフルを選択して接続出来るようにしました。

武器構成:武装はそれぞれ継ぎ目消し,後ハメ加工をしました。

光亜兵衛:腕はハロプラを使用。
コアベース接続用のジョイントを背部に仕込みました。

金剛鉄器武者爆進丸:強化型ZZガンダムらしさが出せたと思います。
リペッドなどのデティールアップパーツを多く使用するので、塗装が完了するまで完成形がなかなか掴めず難儀もしましたが……。

眼はシールを取り込んでCLIP STUDIOで描画、好みで目のハイライトを入れました。

武神輝羅鋼編より鉄機武者爆進丸を製作しました。
爆進丸は輝羅鋼編の第一弾として発売され、デザインのカッコ良さ(特にラメ入りクリアブルーの刀)と輝羅鋼編への期待感からボンボン誌上で発表された時から楽しみで仕方なく、発売日にすぐに買いに連れて貰った思い出深い武者です。
頭部の造形の良さは発売から25年以上が立った今でも非の打ち所がない程で、安全基準のため丸くなっている角をシャープ化するだけで大変に見栄えするものとなりました。
後は好みのスタイル(頭身)でボディ以下を構成すればLGBBやSDCS基準での爆進丸に仕上げる事が出来ますので、人気武者の爆進丸なので多くの方に製作していただきたいと思います。

本作はSD武者としての爆進丸に絞って製作をしました。
もちろん爆進丸の最大の売りである金剛爆進丸(リアル)形態への変形をオミットしたからには、別の形でそちらも創出できたらと思い幾つか構想は浮かんでいますので、いずれ世に出せたらと思っています。



カラーレシピ

白:コールドホワイト(G)
銀:EXシルバー(G)
本体黒:ミッドナイトブルー(G)+EXブラック(G)

金:EXブラック(G)→EXシルバー(G)→クリアーイエロー(G)→クリアーオレンジ(G)少量
鎧青:EXブラック(G)→ウルトラマリンブルー(G)
鎧赤:EXブラック(G)→EXシルバー(G)→プレミアムレッド(G)
センサー青:蛍光ブルー(G)
センサー緑:蛍光グリーン(G)

トップコート:EXクリアー(G)

※(G):ガイアカラー (C)GSIクレオス (T)タミヤカラー