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CGW014-SD/D SHOOTING PHANTOM

シューティングファントム

丸目クロウドの2代目ギア、シューティングファントムをアニメ仕様で製作しました。
安全性のため丸くなっていた各エッジのシャープ化を中心に工作しています。
ボディの造形は優秀なためストレート組み、ウエポンはそれぞれ延長とデティールアップパーツを使用して、ステルス機のイメージに仕上げました。

タービンブースト(リアウエポン)はハイキューパーツを埋め込んでいます。
ファントムの必殺技の要となるウエポンなので拘ってみました


ダッシュ特化型セッティング。
ガレン戦,キョウスケ戦で投入されたダッシュ仕様です、ハイダッシュホイールを劇中カラーで塗装しました。
ハイスピンホイールに比べればマスキングが必要無かったので幾分楽でした。
ブーム当時は「爆竜爪とハイダッシュホイール付けときゃ強い」と言われた人気商品だったため中々手に入らなかった思い出があります(これも引退する知り合いから譲ってもらった物…)。

低重心化するので、ファントムには相性ピッタリです。

ホイールウエポンはタミヤの砲弾を埋め込んでデティールアップ、裏側から穴を開けるだけで差し込めますので手軽に工作出来ました。

各エッジはランナーの貼り付けで延長しています(+真鍮線埋め込みで補強)。
キット素組だとどうしても玩具感が抜けないため、切削には時間をかけました。

キットのステッカーをガイドにマスキング塗装しています。

バッテリーは市販品と、ミラーテープを巻いた物と2種類用意しています(撮影には市販品を搭載しています)。

デカールもステッカーをPhotoShopで読み込んで自作。

クラッシュギアを知ったのは、2002年の夏ごろにコミックボンボン誌上でこのシューティングファントムを見かけた事がきっかけで、そのあまりのシルエットのカッコ良さに一目惚れしてすぐに買いに走ったので今でも最も思い入れのあるギアです。
ブーム最盛期に発売されたギアなので、近所の某イ〇ンでは発売時には整理券が配られる程の人気がありました。
しかし、その年末にはターボギアの在庫整理のため1個500円でワゴン売りされていました(おかげで当時高校生で金欠だった僕もギアコンプ出来たので美味しかったのですが)。
キットの方は特徴であるトルネードドリルが凄まじく丸い造形となっているので(安全面から仕方の無い事ですが)素組では中々模型映えしないため切削が必須ですが、前述の通りボディは素晴らしく良い造形ですので非常に作り甲斐がありました。
価格もあまり高騰していませんので(古いおもちゃ屋で定価で買えたりします)、こちらもおすすめのキットです。

カラーレシピ

下地(全箇所共通):マルチプライマー(G)

銀:EXブラック(G)→EXシルバー(G)
シャーシ:EXブラック(G)→EXシルバー(G)→GXメタルパープル(C)
紫:EXブラック(G)→GXメタルパープル(C)→GXクリアパープル(C)
黄:EXブラック(G)→EXシルバー(G)→クリアーイエロー(G)
赤:EXブラック(G)→EXシルバー(G)→プレミアムレッド(G)
青:EXブラック(G)→EXシルバー(G)→純色シアン(C)+EXクリアー(G)
黒:EXブラック(G)→ガンメタル(G)

トップコート:EXクリアー(G)+蛍光クリアー(G)

※(G):ガイアカラー (C)GSIクレオス (T)タミヤカラー





機体解説

商品情報
CGW-014SD/B
シューティングファントム
2002年8月発売
価格:1,300円(税別)
発売元:株式会社バンダイ

シューティングファントム

属性:雷
ノーマルシャーシでの戦いの役目を終えたシューティングミラージュの後継機として、迅キョウスケと共に開発された丸目クロウドMk-2ギア。
VTシャーシにより強化されたダッシュ性能に加え、各ウエポンがパワーアップして汎用性が大幅に向上している。
中でもリアウエポンのタービンブーストは画期的であり、ダッシュ攻撃力の強化、空中での緊急回避などの切り札として活用された。
必殺技もミラージュから引き継がれ、回避技としても優秀な"ライトニングフラッシュ"や究極の一点突破技"ライジングトルネード"を有している。

FAIGHTER

丸目クロウド

トビタクラブ所属のギアファイター。
愛機への拘りからアジアカップをノーマルシャーシで戦い抜き、ワールドカップを前にミラージュでの限界を思い知った事でキョウスケに共同開発を依頼して、二人でMk-2ギアを完成させた。
ワールドカップ本選ではキョウスケと共に1stステージのタッグマッチを突破、続くガレン戦では追い詰められながらもギアファイターの機転により辛勝、ジャパングリフォンの独立を勝ち取った。
2回戦のキョウスケ戦では、自らが目を背け続けてきた本当の自分を突き付けられ一時狼狽するも、違う経緯で立ち直ったコウヤの言葉により自分の弱さと向き合う強さを身に着けた。

3rdステージでも強敵,篠宮リンを撃破し4強に名乗りを上げるが、激戦が続いたことによりシューティングファントムが損傷、ジロウ,キョウスケの奮闘も届かず準決勝戦を不戦敗という形でワールドカップを終えた。
しかし3位という結果以上に、真の友と呼べるチームメイトを得た事は彼にとっての大いなる収穫であった。

最終成績:ワールドカップ 第3位(同率)